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卓上四季 中高年の星 

「人生は重い荷物を背負ってテクテク歩くようなものだよ。急いじゃいけない」とは徳川家康の言葉だが、ばん馬は、そんな悠長なことを言ってはいられない。途方もなく重いそりを引いて二つの坂を乗り越え、いち早くゴールしなければ、馬肉にされてしまうこともある。去年の彼は、その瀬戸際にいた▼
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/251665.html

13歳の牡馬「ゴールデンバージ」。5歳ごろまで順調に勝ち星を挙げたが、その後まったく振るわず。肉用馬になる寸前にベテラン調教師の山田勇作さん(65)に見いだされた。再調教を受けたところ帯広市のばんえい競馬で4戦3勝。奇跡の快進撃を続けている▼人間ならば50代後半。リストラ直前に復活した「中高年の星」とテレビのバラエティー番組でも取り上げられ、いまや全国区の人気者だ▼山田さんによると、気性が荒く、気むずかしい馬なのだという。「走る能力は抜群なんです。以前、レース中に何かいやなことがあって、それを忘れられずにいたんだろうな」▼立ち止まっても叱(しか)らない。自分の意志で動きだすまで待つ。そうやって辛抱強く調教すると、自尊心を取り戻したのか、本来持っていた力を発揮するようになった▼猛暑の夏でもバテず、馬体は若々しい。「あと2、3年は頑張れる。ひと花もふた花も咲かせますよ」。近々身を引こう思っていた山田さんも引退延期を決めた。天高く人馬とも壮健な秋である。
(9月18日)

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