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地駄引き練習23日で終了、本番へ 11/24 

 人馬一体となり、山から木を下ろす「地駄曳(じだび)き」名人の見方芳勝さん(68)に、新しい相棒がやってきた。転落事故で再起不能になった愛馬の後釜だ。遠野市附馬牛町の自宅周辺で行っていた訓練も23日で1週間。近く本番に入る。(木瀬公二)
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000631011240001

 遠野物語で「馬千匹、人千人」と書かれたほど、人と馬の交流が深い遠野郷を代表する職業の一つが地駄曳き。8割以上を森林が占めるこの盆地の主要産業は林業で、山で切り倒した木を、里に下ろしてくるのは、欠かせない仕事だった。
 その歴史を引き継いできたのが見方さん。21歳からはじめて48年。これまで44頭の馬と仕事をしてきた。7月までの相方は、芦毛(あし・げ)のエビスショウリュウ。9歳のオスで体重1・1トン。自分の体重と同じほどの材木をひくそれを、67キロの見方さんが自在に操ってきた。
 4年間一緒に寝起きをともにし、「考えていることは何でも分かった」というその愛馬が昨年10月、山の中で脚を滑らせて80メートルも転げ落ちた。そのときの打撲が元で、今年7月に動けなくなった。
 8月に仲介の博労から、次の馬を買い入れたが、体が小さかった。起伏があり、凹凸のある山道を安定して歩けず、木を曳くのは難しかった。
 再び博労に頼んで見つけてもらったのが、45頭目の今度の馬。北海道のばんえい競馬で活躍していた9歳のオスで、これも体重1・1トン。17日にトラックで連れてきて、以来、自宅近くの数キロの道を約250キロの石を積んだそりを曳かせて息を合わせる練習に入った。
 「右にいけ」と手綱を引いても左に首を向けると「そうでね」と右側の首をはたく。体をふきながらも語りかける。23日までにようやく、大方の意思疎通ができるようになった。
 あとは本番。大船渡市内の山林で、すでに切り倒されている木を、指定された製材所まで運び込む仕事が待っている。好天の日を待って初仕事に行く予定だ。
 見方さんは「平地でちゃんとできても山道は未経験。徐々にならして半年くらいで呼吸が合うようにしたい」といい、全国的にも数少ない地駄曳き職人について「覚えたいと言う人がいればいくらでも教える」と話していた。
2010年11月24日

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